2010年09月08日

avex、株主総会後のアーティストライブを中止

「株主限定ライヴ」の取り止めに関するお知らせ

株主総会後の所属アーティストによるライブはavexの株主総会の特徴でもありましたが、本来の株主総会の機能というよりはライブの規模が拡大化していくことによることの弊害がかなり大きくなってしまったことで、来年以降ライブは行わないということになったようです。リリースでは「一旦中止」ということにはなっていますが、おそらく「一旦」ではなく「ずっと」中止=もうライブはやらんということの可能性が高いでしょうが・・・。一般の(ライブ目当てではない)投資家からかなり苦情が来ていたものと考えられます。

2010年06月28日

第一生命 株主総会

第一生命が初の株主総会、渡辺社長「IR、企業価値向上に取り組む」(日経)

第一生命保険は28日、4月1日の株式会社化後初の株主総会を開いた。国内の上場会社で最多の株主数を有する同社の総会開催場所は千葉市内の幕張メッセ国際展示場。基準日にあたる4月16日時点の株主数137万1035人に対し、委任状も含めた参加は38万5949人だった。

 総会では、上場後の株価が低迷していることをただす質問が相次いだ。これに対し渡辺光一郎社長は「(生保の企業価値を示す)エンベディッド・バリュー(EV)の向上などが世の中にまだ理解されておらず、等身大の評価をなされていないと認識している。しっかり投資家向け広報(IR)していきたい。企業価値向上にも取り組んでいく」と説明した。海外展開など成長分野を強化していくことも強調し、中国市場への進出について「ベストなタイミングに来ている」との認識を示し、「早期の進出を実現するため準備を進める」と意欲を示した。

第一生命 株主総会 株価低迷で批判相次ぐ(Yahoo―毎日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100628-00000007-maip-bus_all

鳴り物入りで上場を果たした第一生命の「初の」株主総会(これまでは相互会社だったので、総代会)が行われましたが、一部の株主からは「何で株価が下がっているんだゴラァ!!」という詰問が相次いだようです。初値の14万円くらいから一時的に16万円くらいまでは上昇したものの、それ以上は上がらず下がっていく一方ということで株価が上がってくれるものと期待していた株主の怨嗟の声がその場で噴出したということのようです。

ただし、まだ上場して2・3ヶ月ですから、ましてや長い付き合いとなる生命保険会社の上場価値というものは短期間で下すべきものではないと思っています(もちろん今後も右肩下がりになっていったとすれば、それはそれで問題ですが)。株主さんももう少し長い目で見てあげましょうよ・・・。

2010年06月25日

ソフトバンク 株主総会

ソフトバンク社長、NTT光回線「分離の議論、避けて通るべきでない」(日経)

ソフトバンクは25日、定時株主総会を開いた。NTTの組織見直しを巡る光ファイバー通信網分社化の議論について、孫正義社長は「構造分離の議論を避けて通るべきではない」との考えを改めて示した。

 ソフトバンクが出資する中国アリババグループのネット通販、淘宝網(タオバオ)については「成功しており、まだまだ大きく伸びる。資金も潤沢に回っている状況なので慌てて上場する理由はない。いずれは上場するが、年限はまだ決まっていない」と説明した。

iPad、iPhone両方買って! 株主総会で孫社長“絶口調”(産経)

 ソフトバンクの定時株主総会が25日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで開かれた。孫正義社長は、米アップルのiPadとiPhone4について、「坂本龍馬の時代の武士は(刀は)二本差しだった。現代の最強の武器を手に入れて、つねに持ち歩いてほしい」と、株主に両方の購入を薦めるなど、売れ行きと同様に“絶口調”だった。

ソフトバンクの株主総会について、日経は生真面目に「今後の光回線について」のことを中心に、産経はバカ売れはしている(そのため現在も絶賛品不足中)もののその販売方法に賛否両論があるiPhone・iPadについてのことが中心に書かれていて、それぞれの新聞のスタンスが対照的になっているのがわかります。

管理人は運よくiPhone(4)・iPadともに入手することができたわけですが、その販売方法についてはいろいろと議論があるので、少しでも早く需要と供給のバランスが一致させるように頑張ってもらいたいものです(もちろん、アップルが商品の管理をしているわけで、アップルの意向に絶対に従わなければならないという辛い面はあるわけですが)。

たしか、この株主総会の後に孫社長曰く「大ボラ吹き大会」が行われる(というよりもう行われている)ので、覗いてみるといいかもしれません。

2010年06月23日

日産 株主総会

日産が株主総会 ゴーン社長の報酬8億9000万円(日経)

 日産自動車は23日に横浜市で開いた株主総会で、カルロス・ゴーン社長の2010年3月期分の役員報酬(株式購入権=ストックオプション含む)が8億9000万円だと明らかにした。株主からの質問に答えた。日産によると、同社長を含む役員6人の報酬が年1億円を上回る。

 報酬総額が1億円以上なのはゴーン社長のほか、志賀俊之最高執行責任者(COO、1億3400万円)、コリン・ドッジ副社長(1億7600万円)ら。ゴーン社長は総会で、役員報酬の決め方について「会社の業績、役員個人の実績、ほかの国際企業の役員報酬データを参考にしている」と述べた。

日産ゴーン社長の報酬8億9千万円…国内最高(Yahoo―読売)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100623-00000517-yom-bus_all

日産自動車のトップであるカルロス・ゴーン氏の役員報酬はストックオプションを含めて約9億円近く、ソニーのトップであるストリンガー氏と大体同じくらいの報酬ということになりますね。ゴーン氏の場合は危機に瀕していた日産をあっという間に立て直すことができた「素晴らしい経営者」というイメージがありますから、ストックオプションを含めた役員報酬の額についてもなんとか許容範囲として認められるのではないでしょうか(もちろんちょっと高すぎるのでは?という批判もあるにはあるでしょうが)。

何度も書きますが、ちゃんと企業のマネジメントを忠実に行っていればそれだけの責任がある以上それなりの報酬を得ることは何の問題もないと思っています。逆に破産した旧商工ファンドのように無理矢理(オーナー独裁・専権)で役員報酬を上げることのほうが問題であることは言うまでもありません。

三洋 株主総会

電池へ6割1700億円投資 三洋、株主にパナ連携も強調(産経)

 三洋電機は22日、大阪市内で定時株主総会を開催した。昨年末にパナソニックの子会社となってから初の総会で、過去最多となる2591人の株主が出席した。株主からは「三洋は良い商品をつくっているが、店頭ではあまり見かけないい」「パナソニックのブランドで売った方がシェアが上がるのでは」などと両社の連携強化を求める質問が相次いだ。

 佐野精一郎社長は「パナソニックと総合力を発揮し、韓国などの海外勢に負けない態勢を早くつくる」と応じる一方、「三洋として特徴のある商品、ブランド力の強い地域については積極的に事業展開していく」と答えた。

三洋電機の株主総会は「パナソニック絡み」でキツイ質問が相次いだようですね。結局三洋単独では経営がキツくなってしまったがためにパナソニック傘下になることを選択したわけですが、株主からしたら「パナソニックとの連携効果を早く出せや」というところでしょうね。三洋の経営陣も「さようでございます」としか言えないところが非常に辛いわけですが・・・。

2010年06月22日

みずほ 株主総会

みずほFG総会、増資への質問相次ぐ(日経)

 みずほフィナンシャルグループは22日、都内で株主総会を開催した。塚本隆史社長は冒頭のあいさつで、2009年度は「足元固めの1年」だったと述べた上で、決算が期初予想を上回ったことを強調した。一方、5月の普通株式の発行登録や、10年度の予想配当を前期から2円減配することを受け、塚本社長と傘下のみずほコーポレート銀行、みずほ銀行の両頭取の役員報酬を7〜9月の3カ月間、30%カットすると表明した。このほかの取締役と執行役員は同期間、10%カットする。

 株主からは「株主総会後に増資計画を発表するのか」といった増資に関する質問が相次いだ。会社側は「市場の状況を踏まえ適切なタイミングで実施したい」との回答に終始した。

みずほの株主総会は増資(をするかも)という件に質問が集中しましたか・・・。みずほの本音をしては、MUFGもSMFGも増資をしたのだから、うちだって(増資はしたいに決まっている)ということのはずです。ある意味銀行業界特有の横並び主義をあからさまにしたいはずですが、株主総会の場ではそれをさらけだすのはよくないということで上記の記事のような回答に終始したものと思われます。いずれ増資をすることになるのでしょうが・・・。

2010年06月21日

富士通 株主総会

富士通株主総会、野副氏問題の経緯説明 時間最長に(日経)

富士通は21日、横浜市内で株主総会を開いた。野副州旦元社長が「昨年9月の辞任は不当だった」と訴えている問題を巡り、間塚道義会長がこれまでの経緯を説明。「野副氏の問題と事業とは切り離し、毅然(きぜん)とした態度で臨む」と強調した。時間は169分で過去最長。会社側提案を原案通り可決した。

 野副氏が申し立てた地位保全の仮処分申請は第一審、第二審ともに退けられている。間塚会長は「当社の言い分が全面的に認められた」と正当性を主張した。

“お家騒動”ウソ辞任理由など陳謝 議案は可決、富士通株主総会(Yahoo―産経)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100621-00000572-san-bus_all

上場企業は株主総会の真っ最中で、その企業特有の問題について突っ込んだ議論がなされていますが、富士通の場合は役員人事をめぐるドタバタ振りが議論の中心となっていたようです。こういった問題は「言った」「言わない」で真っ向から対立してしまうのが常ですが、出席した株主はこういった問題に対してどう考えていたのでしょうか。当然こういったドタバタ振りを世間に晒すのはやめてほしいというのが本音でしょうが・・・。

それと、今なお入手困難になっている(発売時よりも)AppleのiPadですが、たしか富士通が商標を持っていてその商標権をAppleに譲ったはずですが、そのことの詳細(いくらで商標権を売ったのか、など)を聞いた株主はいなかったんでしょうかね・・・。もちろん両者間の秘密保持契約で言ってはならないことなのでしょうが・・・。

2010年06月18日

株主総会と役員報酬

今年から、高額報酬(1億円以上)を得ている上場企業の役員については有価証券報告書に記載を義務付けられることになりましたが、株主総会においてもそういう質問があった場合の対応が各社まちまちのようです。

そういう質問があった場合は答えることにしたのが今日のソニーの株主総会で、

ソニー会長、報酬は総額8億円 株主総会で質問に回答(Yahoo―産経)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100618-00000569-san-bus_all

CEOのストリンガーは基本報酬4億1千万円に加え、ストックオプションなども含めると8億円くらいになるようです。

そのほか、HOYAもこの質問には答えているようです。

おそらく、上場企業でもオーナー独裁色の薄い企業では求められれば回答する傾向が今後とも出てくるものと予想されます。逆にオーナー独裁色の非常に強い企業ではおしらく回答を渋るものと思われます。理由は常軌を逸した(オーナー特権の)報酬が晒されるの嫌がるからでしょう。

役員報酬が高額か否かという件については、ちゃんとマネジメントしてくれればそれに見合った報酬を出すことについては問題ないと思っています。そういったことを株主はチェックしているわけですから。

ドコモ 株主総会

NTTドコモ株主総会、スマートフォンなどの質問目立つ(日経)

NTTドコモは18日、定時株主総会を開いた。総会では、スマートフォン(高機能携帯電話)に関する質問や、海外展開の強化を求める意見が目立った。スマートフォン利用者のすそ野を広げるために、同社の山田隆持社長は「(商品)ラインアップの拡充や、使いやすい料金にしていく。アプリケーションを取り込みやすいようにもしている」と答えた。

 低迷する株価の理由を問う質問に対しては、「(携帯電話が)成熟市場になってきたのではないか、競争が厳しいのではないかとの危惧がある」との認識を示した。そのうえで「成長戦略をいかに示すかが大切。データ通信料収入の拡大をなんとしても目指したい」と述べた。

昨日のKDDIの株主総会では「JCOMの支配に多額の投資をしたのは無意味だったんじゃねぇの?」という株主からの質問が多かったのに対して、今日のNTTドコモの株主総会ではXPERIAに代表されるスマートフォンに関する質問が多かったようです。何か両社の携帯電話事情を位置づける株主総会になっている感じがしますね。

そのドコモのXPERIAも来週にはiPhone 4という化け物スマートフォンが世に出ることでこのままではいくらXPERIAといえども淘汰されかねませんからね・・・。KDDI(のスマートフォン)が期待できない以上、ドコモには何とか頑張ってもらわないと(管理人は結局XPERIAもiPhone 4も持つことになる予定ですがw)・・・。

2010年06月17日

KDDI 株主総会

KDDI株主総会、JCOM出資に関する質問相次ぐ(日経)

KDDIは17日、都内で定時株主総会を開いた。ケーブルテレビ大手、ジュピターテレコムへの出資を巡っては、市場に評価されず株価の下落につながったと株主が指摘。両角寛文取締役は「資本参加によるシナジー効果が実現されるように、できることから速やかに実行することでKDDIとJCOMの企業価値の向上に努める」と述べた。

 JCOM株の買い付け価格については「第三者である専門家などの公正な株式価値の評価を参考にしており、妥当だと考えている」との見解を示した。

これから(来週あたりから)上場企業の株主総会ラッシュが始まるわけですが、KDDIでは一時的に住友商事と争ったJCOMの買収劇に多くの質問が集まったようです。この件は結局住商とはノーサイド、共同でJCOMの企業価値向上を目指すということになりましたが、KDDIの株主にとってはそのプロセス自体が納得できなかったようですね。

日経の記事ではJCOMの件だけを取り上げていますが、携帯電話やデータ通信の件では何か取り上げることがあったのでしょうか。携帯電話(特にスマートフォン)では完全に遅れをとってしまったこと、現時点で唯一の「売り」となっているWimaxのデータ通信にしても株主としては言いたいことがかなりあったものと思われますが・・・。

2010年03月30日

サッポロvsスティール、またサッポロの勝利

サッポロHD、スティール提案の人事案否決 株主総会で(日経)

サッポロホールディングスは30日開いた定時株主総会で、役員人事案などすべての会社側提案議案を可決した。筆頭株主の米投資ファンド、スティール・パートナーズが業績低迷などを理由に株主提案した6人の取締役選任案は否決された。

 スティールは1月、村上隆男社長の退任など6人の取締役交代を求め、内藤由治・元ポッカコーポレーション社長ら6人を提案していた。

結局、サッポロvsスティールの株主総会はサッポロの完全勝利に終わったわけですが、昨日も書きましたがスティールにも往年の勢いはないし、株主も「また同じ構図になるのかよ・・・。飽きた」ということなのでしょう。そのスティールは株主総会後も駄々をこねているようですが、おそらく余程のことがない限りはサッポロ>スティールの関係は変わることはないでしょうね・・・。

2010年03月29日

サッポロの株主総会はどうなる!?

サッポロ対スティールの委任状争奪戦 株主は冷ややか(asahi.com)

サッポロホールディングス(HD)の株主総会が30日開かれる。筆頭株主の米系投資ファンド、スティール・パートナーズが、経営陣の差し替えを求めて独自の取締役選任案を株主提案。2007年に続き、サッポロ側との委任状の争奪戦に発展した。ただ、株主ら市場関係者の反応は冷めている。

明日がサッポロの株主総会ですが、スティールがプロキシーファイトを行うと宣言したものの、一般株主にとっては「どうでもいいよ(それよりも株主優待を手厚くしろ)」ということのようです。スティールにしても往年の勢いはないようですし、サッポロとしても「勢いのある時期のスティールの(無謀な)提案を振り切ったのだから、今回も大丈夫だろう」という気持ちもあるかもしれません。もちろんアデランスのような事例もありますから油断はしていないでしょうが。

2008年02月25日

エイベックス、恒例の「株主総会ライブ」はさいたまスーパーアリーナで開催

株主総会をさいたまスーパーアリーナで開催!総会終了後に「株主限定ライヴ」を実施!(エイベックスのリリース)

もはやエイベックスの恒例行事となった感のある「株主総会後のライブ」が昨年までの東京国際フォーラムから、今年はさいたまスーパーアリーナに場所を変更して開催されるようです。当然株主限定ですから、これを目的にエイベックス株主になる人がいるわけ(また、株主優待の内容も変更される)でエイベックスの株主は株主総会が楽しみでしょうね。

2007年09月27日

モック株主総会

(NIKKEI NETより)

モック、株式併合を決議

 結婚式場運営のモックは26日に開いた定時株主総会で、株式併合や割当先に有利な条件での新株予約権の発行、発行可能株式総数の拡大など7議案を決議した。「市場に混乱をもたらす恐れがある」と東京証券取引所が公表措置で投資家に注意喚起したが、議案はすべて可決された。

 決議を受けて、10月30日付で10株を1株へ併合する。併合後の発行済み株式1万3426株は、新株予約権をすべて行使すると40万株増える。割当先となる投資ファンドの行使価格は1万5000円で、併合を考慮した発表前日の終値8万7000円(同26日終値は3万9700円)に比べ83%低い水準。

(ここまで)

定時株主総会決議事項に関するお知らせ(モックのリリース)

要するに、モックの既存株主を全く無視=ほとんどの株主が権利を失ってしまうという強引過ぎるファイナンスが株主総会で(一応は)認められたということになります。こういう形でのファイナンスでないと金融機関から信用が全くされていない(はずの)モックは資金調達できませんからね・・・。結局同じことを繰り返しそうな予感が十分にありえますが・・・。

2007年06月21日

ソニーの株主総会

(NIKKEI NETより)

ソニー株主総会、取締役報酬の個別開示賛成は44%

 ソニーは21日、都内で株主総会を開いた。焦点だった取締役報酬の個別開示を求める株主提案には昨年(42%)を上回る約44%の賛成票が集まった。議案の承認には3分の2以上の賛成が必要なため否決されたが、株主が踏み込んだ情報開示を求めていることが浮き彫りになった。

 個別開示を要求したのは「株主オンブズマン」など36人の株主。「取締役のうち上位5人の報酬を開示する」と定款に盛り込むよう求めた。個別開示を求める株主提案への賛成は、初年度の2002年には27%にとどまっていた。

 午前10時に始まった総会は約2時間半で終了。個人株主の質問が多く、昨年より約30分長くなった。株主からは「ゲーム事業の不振をどうするか」などの厳しい意見も出たが、ハワード・ストリンガー会長は「(ソニーの)復活から利益を伴った成長に移行していきたい」と語った。

(ここまで)

株主総会の内容も時代の流れで変わってきているのをソニー株主総会から感じることができると思います。取締役報酬の個別情報開示なんて数年前までは提案や議題にも上らなかった(と思われる)トピックスですし、逆に今後はこういった内容も株主総会で開示しなければならないだろうということを予感させます(実際に賛成票が27%→44%に上昇しているし)。

最後の段落のゲーム事業については、SCEが日経のインタビューで「今年はソフトをさせる→プレイステーション3を買ってもらうようにする=遠く離されている任天堂Wiiに追いつけるようにする」と語ったようですが、SCEとしても現在は足を引っ張っている状態のゲーム事業を何とかしたいと思っているでしょうし、ソニー株主総会でもその点は説明したものと思います。

2007年06月20日

日産の株主総会

日産自動車株主総会が行われましたが、今年についてはかなりきつかった総会ではなかったかと思われます。
(NIKKEI NETより)

日産、役員賞与ゼロで経営責任明確化・株主総会で表明

 日産自動車は20日午前、横浜市内で定時株主総会を開き、カルロス・ゴーン社長は2007年3月期の役員賞与金をゼロにする方針を表明した。同社の前期連結決算は日米市場の販売不振などで7年ぶりの減益になった。総会では役員の退職慰労金制度の廃止も提案。経営陣の責任を明確化し、成果や業績をより反映する報酬体系とする考えを示して株主の理解を求めた。

 07年3月期の支給対象はゴーン社長を含む取締役9人。前期の連結純利益は06年3月期比で11%減。中期経営計画「日産バリューアップ」で掲げた販売台数などのコミットメント(必達目標)の達成も09年度に1年先送りし、賞与金を支給する環境ではないと判断した。

(ここまで)

関連記事:日産のゴーン社長、減益決算で反省の弁=株主総会(Yahoo News―ロイターより)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070620-00000191-reu-bus_all

現在のゴーン体制になってから初めての減益ということで、日産がライバル視している(はず)のトヨタの好調ぶりと比べたらかなりの逆風が吹いた前期の日産の決算ということもあり、当然コミットメントは達成できず先送りとなったということも考えると役員賞与を出すのは株主の理解を得られないことは間違いないでしょう。もっとも役員の退職(慰労)金廃止を提案したのは意外でしたが・・・。

V字回復を成し遂げた後の減益ということで「ゴーン神話」「ゴーン効果」というものが薄れつつあるように見える中で日産は今期どのような巻き返しを図っていくのでしょうか。ゴーン社長の真価が社長就任時以来問われることになると思います。

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。