2010年03月09日

カルフール→イオン

イオン、「カルフール」を「イオン」に変更 10日から(NIKKEI NET)

 イオンは8日、全国に6店運営するスーパー「カルフール」の店名を10日から「イオン」に変えると発表した。2005年の仏カルフールの日本撤退に伴い店舗を引き継いでおり、カルフールとの店名使用契約が3月に終了するため。イオンは「ジャスコ」などの店名でスーパーを展開するが、「イオン」ブランドは初めて。消費者のわかりやすさ、親しみやすさから社名を採用する。

 従来通りワインやチーズなど低価格の輸入食品を中心に販売する。カルフールのプライベートブランド(PB=自主企画)は当面売るが、在庫がなくなり次第、扱いを終了する。店の立地に合わせて和食総菜を増やすなど一部改装する。

 カルフールは輸入食品を中心に品ぞろえしており、既存の「ジャスコ」「マックスバリュ」と店の特性が違うため、名称を使い分ける。

フランスのカルフールの日本進出失敗を受けてイオンがブランドライセンスを引き継ぐ形で店舗を引き受けてきたわけですが、その抜け殻となっているブランドの使用契約が切れることに伴う新ブランド名は何と「イオン」、日経にも書いてあるように店の特性から考えるとジャスコなどは使いづらかったのでしょう。ただし、これで「イオン」のブランドが大っぴらに使えるというプラスの面もあるわけで、これがいい方向に向かって欲しいものです。

2010年03月08日

「休火山」スティール、噴火か



これまで「休火山」であったスティールが、サッポロの株主総会を前に「噴火」し始めたようです。要は「大株主であるオレ様の言うとおりにしろ」とまた言い出したわけですが、それに対してサッポロは相変わらずの「突然大株主として権限を振るおうとする奴(=スティール)の言うことなんて聞けるか!」ということですよね。スティールは株主総会を前にプロキシーファイトを仕掛けるようですが、大体スティールのやっていることが成功していることってあまりないのでは?せいぜいアデランスの社長を引きずり下ろしたことくらいしか記憶にありませんが・・・。

2010年03月05日

ヤマダ、名古屋の松坂屋跡地にも出店検討

ヤマダ電機、松坂屋名古屋駅店の跡地出店を検討(NIKKEI NET)

 家電量販店最大手、ヤマダ電機の山田昇会長は4日、日本経済新聞の取材に対し松坂屋名古屋駅店(名古屋市)の閉鎖跡の再開発ビルに「出店を検討している」と述べた。新ビルは東海旅客鉄道(JR東海)が2016年度開業予定だが、松坂屋運営のJ・フロントリテイリングは再出店見送りを表明している。

郊外エリアをほぼ制したヤマダ電機が都市部に進出しているのはすでにご承知のとおりですが、最近は池袋三越の跡地に出店したのをきっかけに有楽町西武、そして今回の名古屋松坂屋といった百貨店の撤退予定地に出店を計画しています。ヤマダとすれば駅前の超一等地に出店すれば集客が見込めるという判断からでしょうが、この点からも百貨店の凋落とヤマダの強気の計画の差が表れている気がしますね・・・。

2010年02月25日

ヤマダ、中国進出

ヤマダ電機、中国・天津に出店へ 売り場3万平方メートル規模(NIKKEI NET)

 家電量販店最大手のヤマダ電機は25日、中国・天津市に出店する意向を明らかにした。8月にも、市中心部の商業施設にテナント出店する。売り場面積は3万平方メートル前後を計画しており、ヤマダの国内店舗で最も大きい2万3000平方メートルを上回る。同社は瀋陽にも進出を予定している。中国を中心にアジアでの店舗網構築に乗り出す。

 日本の都市型店舗「LABI」をモデルにした店舗にする。ポイントカードなどの仕組みもそのまま持ち込む意向だ。

ヤマダ電機が日本国内での販売形態をそっくりそのままにして、中国に進出します。中国の家電量販店事情というものはあまりよく分からないのですが、日本ではほぼ家電量販店業界を制したといってもいいヤマダが進出することについてはおそらく知っているでしょうし、もしヤマダが成功したとなればヤマダにとっては広範囲な海外進出のきっかけをつかむことにもなるし、中国の業界にとっては脅威の存在になることでしょう。

2010年02月18日

ユニクロ 台湾進出

台湾における子会社設立のお知らせ

今年の秋に台北にユニクロ台湾第1号店をオープンさせるということですが、台湾でもユニクロのことはおそらく知っているでしょうから、台湾の人にとっては非常にいいニュースとなるでしょうね。問題はちゃんとユニクロのブランドが定着するかですが、その点は抜かりなく対策を練ってくると思われますが・・・。

2010年02月11日

三洋、子会社のロジスティックス会社を売却へ

三洋、物流子会社を売却へ パナソニックと重複解消へ(産経)

 三洋電機がジャスダック証券取引所上場の物流子会社、三洋電機ロジスティクス(大阪府枚方市)を売却する方針を固めたことが11日、分かった。三洋電機は昨年12月にパナソニックの子会社となったが、パナソニック側にも物流子会社があるため、グループ内に2つの物流子会社は必要ないと判断したとみられる。年度内の売却を目指し、売却先の選定に入っているという。入札方式での売却が有力となっている。

 パナソニックと三洋電機は年明けから、重複事業の見直しなどの相乗効果発揮策を検討している。今春までに一定の結論を出す方向で検討を進めており、三洋ロジの売却は三洋の具体的な合理化策としては初の事例となる。

同じ電機会社ですし、それに対応するためのロジスティックス会社も同じグループに2つは要らん、ということなのでしょうか。三洋は経営危機の中で「救いの神」であったクレジット会社も売ってしまったし、売れるものを全て売ってしまったのかと思ったら、まだあったんですね。ここからは完全に妄想ですが、おそらくパナソニックからの「下達」があったのかもしれませんね。

2010年02月10日

東芝、四日市に半導体の新工場建設

東芝、8000億円で半導体新工場 四日市、3年後に能力倍増(NIKKEI NET)

 東芝は携帯電話やデジタルカメラの記憶媒体に使う半導体、NAND型フラッシュメモリーの新工場を建設する。2010年度から3年間で三重県四日市市に計約8000億円を投じ、凍結していた工場建設を再開する方針。月産能力は現在の約2倍になる見通し。同メモリー最大手の韓国サムスン電子を抜き、世界首位を目指す。半導体各社は08年秋の世界経済危機後、投資を控えてきたが、需要拡大を見込み再び競争が激化する。

半導体は東芝の旗艦事業の一つですから、それを強化するための方策としては非常にいい(強気の)選択をしたのではないでしょうか。もっとも、半導体に関する需要が底の状態から再び浮上して設備投資できる環境が復活したという状況もあるでしょうが。それにしても3年で8000億円もの投資ですか・・・。

2010年02月09日

やはりキター!! ヤマダ電機、西武有楽町跡地出店の可能性

西武有楽町店跡地、ヤマダ電機が出店に意欲 会長表明(NIKKEI NET)

 家電量販店最大手、ヤマダ電機の山田昇会長は8日、セブン&アイ・ホールディングス傘下のそごう・西武が今年12月の閉鎖を表明している西武有楽町店(東京・千代田)について「魅力的で条件次第では(出店の)検討に値する」と述べ、後継テナントとしての出店に前向きな考えを明らかにした。日本経済新聞の取材に答えた。大手流通業トップが同店跡地への進出に意欲的な姿勢を示すのは初めて。

 山田会長は「(有楽町という)繁華街で1万5000平方メートルの売り場は魅力的。採算が合うならチャンスを生かしたい」と話した。ヤマダは西武有楽町店から1キロメートル弱のJR新橋駅前や、秋葉原地区にも店舗を構えているが、「自社競合の問題はよくあること」と、販売シェアの拡大を優先する考えを強調した。具体的な交渉は「まだ何もない」という。

このブログでは、西武百貨店が撤退する有楽町店の跡地には「もしかしてヤマダ電機が狙っているんじゃないの?」というような記事を過去に書きましたが、

そのとき書いた記事 消える「有楽町の名物」

本当にそれが現実のものになってしまうかもしれません。まだ交渉そのものは始まってはいないようですが、最近は都市部の出店を積極的に進めているヤマダのことですから、実現の可能性は非常に大きいものと思われます。西武有楽町店は12月まで営業するわけですから、その後の準備などを考えると来年の春あたりには「西武」の看板が「ヤマダ」の看板に変わるのかもしれませんね。

有楽町といえば、そごう跡にビックカメラが先に出店していますが、立地としては明後日の方向にあるものの、実際にヤマダが西武跡に入るとすれば、これは大きな脅威となることは間違いないでしょう。


2010年01月27日

楽天、百度と組んで中国EC事業進出

百度(Baidu)との合弁会社設立による中国へのEC事業の進出について

楽天は賢いですね・・・。中国でEC事業を行うにあたってパートナーに選んだのは中国で圧倒的な検索シェアのある百度ですから、「強いところは強いところとしか組まない」というビジネス上の原則からすれば楽天とすれば当然の選択だったのでしょう。百度としても日本でEC事業のある意味頂点にいる楽天がサポートしてくれるということは非常に助かるのではないかと思います。あとは実際に将来的な成果が出せるかどうかにかかってしまいますが・・・。

2010年01月08日

大丸と松坂屋、企業としては「合併」

連結子会社間の吸収合併および商号の変更に関するお知らせ

Jフロント傘下の大丸と松坂屋が企業としては「合併」するようです。ただし、ブランドとしての大丸と松坂屋は合併することなくそのまま継続するということなので、一般客がブランドを混同するということはなさそうです。その点は安心してもいいのではないでしょうか。

2009年12月28日

何だ、吉野家も結局「値下げ」するじゃん・・・

すき家(ゼンショー)、松屋が牛丼の価格値下げに踏み切る中で唯一静観していた吉野家も、ついに期間限定ながら価格値下げに踏み切らざるを得なくなったようです。「何だ、吉野家だって結局は(期間限定とはいえ)値下げするじゃん・・・」そういうネガティブな感情を抱いたユーザーはかなりいるでしょう。

こういった値下げを1回やってしまうと「次はないのか」という声が殺到してしまうでしょうから、なし崩し的に継続してやってしまうという可能性だって考えられるわけで、そういう姿勢に吉野家がなってしまったとすれば、ゼンショーや松屋は「してやったり」という雰囲気になるのでしょう。

2009年12月24日

日通と郵便事業の宅配便事業統合、正式に解消決定

郵便事業株式会社と日本通運株式会社の宅配便事業統合計画の見直しについて

郵便事業株式会社との宅配便事業統合計画見直しに関する基本合意書締結のお知らせ

上が郵便事業会社のリリース、下が日通のリリースですが、すでに報じられていたように郵便事業と日通の宅配便事業統合は完全に解消されることになりました。日通のブランドであった「ペリカン便」は郵便事業のブランドである「ゆうパック」に統一されることなどもすでに報じられている通りです。統合自体は別に悪いことではないはずだったと思いますが、周辺環境がそれを許さなかったということになるのでしょう。


パナソニックの経営方針説明会に三洋首脳も出席

パナソニックの経営方針発表会に三洋社長初出席へ(Yahoo―産経)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091224-00000504-san-bus_all

パナソニックは、毎年年初に経営方針の説明会を行っていますが、来年はこの経営方針説明会に新たにパナソニックグループの一員となった三洋電機の首脳も参加する(参加「させられる」?)ようです。来年から(経営年度としては「来年度」から)パナソニックと三洋の本格的なタッグ(でありパナソニックの一部支配)が始まるわけですが、その場で三洋との関係をどのようにしていくのかということが間違いなく注目になるのでしょう。

産経の記事では、三洋がパナソニックグループの一員になった(させられた)ことを象徴するものだと書いていますが、まさにその通りでしょう。余程のことがない限りパナソニックからビクターのように「捨てられる」ことはないのでしょうが、それでも居心地がよくなさそうなのは言うまでもないでしょう(徐々に慣れていくしかありませんが)。

2009年12月17日

ヨーカドー、またキャッシュバックセール開催

イトーヨーカ堂、キャッシュバックセール 18日から3日間(iza!)

イトーヨーカドーが、ついこの間キャッシュバックセールを実施したにもかかわらず、また明日からキャッシュバックセールを実施します。「キャッシュバックでも行わないと集客できないのか?」と考えてしまうくらいですが、実際にそうなのでしょう。

2009年12月16日

イオンはGMSとしてどう生き残るのか

イオン、構造改革急ぐ 岡田社長が会見、総合スーパーテコ入れ(NIKKEI NET)

 イオンの岡田元也社長が記者会見し今後の経営方針を示した。連結売上高の5割、同営業利益の1割強を占める低迷中の総合スーパー(GMS)テコ入れを最優先に、商品部門ごとの分社などに取り組む。M&A(合併・買収)を軸に広げてきたグループ事業の一部見直しを進めていることも明らかにした。2009年2月期に7期ぶりの連結最終赤字に転落したが構造改革を進め収益力回復をめざす。

どちらかというと、イオンはセブン&アイの駅周辺型(のイメージ)というよりは郊外型のGMSという印象が強い(もちろん全てに当てはまるわけではありませんが)ので、郊外型の特色を生かしたGMSを目指してきたものと思われますが、郊外だと専門店の割合も結構多いので集客が分散されてしまうのではないでしょうか。

逆に、スーパーに特化してしまったほうが今のところはいいのかもしれません。イオンがどのように考えているのかは中の人しか分かりませんが・・・。

タグ:イオン GMS

2009年12月15日

アサヒも「将来のM&A」のためにキャッシュをストックします

アサヒ、M&A余力4000億円目指す 3年で、固定費削減など(NIKKEI NET)

 アサヒビールは2012年12月期までの3年間で、4000億円規模のM&A(合併・買収)が可能な財務体質を目指す。生産面での固定費削減に取り組むなど強みのビール事業の収益力を一段と強化するほか、設備投資も抑制。海外事業の強化などに向けて、エクイティファイナンス(新株発行を伴う資金調達)に頼らずに投資余地を拡大する。

 アサヒがまとめた中期計画では、国内のビールを中心とする酒類事業でコスト削減を250億〜300億円規模で実施。中国ビール大手の青島ビールや豪シュウェップスなど海外有力食品企業への出資効果も拡大し、12年12月期までの3年間累計でおよそ3600億円の現金収入を見込む。一方、設備投資は1000億円程度に抑制。配当を差し引いた残りの手元資金の増加分はおよそ2250億円となる。

ライバルのキリンが派手にM&Aを行っている(タッグを組む予定のサントリーも同様)のを尻目に、M&A競争では出遅れているというイメージが否めないアサヒビールですが、やはり「将来的にはM&Aを行います」と言わんばかりにキャッシュのストックに勤めていくようです。あとはM&Aの投資先に見合う企業探しということになるのでしょうが、すでに目をつけている企業はあるのでしょうか。

2009年12月11日

オリエンタルランド、ディズニーストア事業の譲渡交渉を開始

日本国内におけるディズニーストア事業の譲渡に向けた交渉開始に関するお知らせ

これはビックリするニュースですね。ディズニーに関連するライセンス等の権利は全てオリエンタルランド(及びその子会社)が独占しているわけですが、そのうちディズニーストアの事業を「よそに売ってしまう」ということです。ディズニーは今更言うまでもないほどのブランドですから、ストア事業とはいえ「欲しい」と思っている企業はたくさんいるに決まっています。

譲渡交渉はこれから始まるわけですが、条件としては「ディズニー」ブランドに見合う企業が最低の条件におそらくなるでしょうからハードルはかなり高くなるでしょうが、それでもオファーは殺到するのでしょうね。

ゼンショー ハンバーガーはやめます

ゼンショー、ハンバーガー撤退 「ウェンディーズ」成長見込めず(NIKKEI NET)

 外食大手のゼンショーは10日、ハンバーガー店「ウェンディーズ」事業から31日付で撤退すると発表した。米ウェンディーズ・アービーズ・グループ(ジョージア州)とのフランチャイジー契約を終了する。日本マクドナルドが強いハンバーガー業界では成長が見込めないと判断、経営資源を牛丼やファミリーレストランに集中する。

ゼンショーは牛丼のすき家がかなり目立っていますが、外食産業のM&Aに積極的であるという「別の顔」も持っています(ライバルの吉野家も最近この傾向にありますが)。そのM&Aで手に入れたウェンディーズのハンバーガー事業でしたが、やはりマクドナルドやモスバーガー、ロッテリアにはかなわなかったということでしょう、やめることになりました。このつまずきがゼンショーのM&A戦略に影を落とすことにならなければいいのですが・・・。

2009年12月10日

インデックス ヨーロッパでは基本的にM&Aはしません(できません!?)

当社子会社(Index Europe Holdings Limited)の解散及び清算に関するお知らせ

インデックスが、海外事業においてはもうM&Aは基本的にやらないということですが、実際には「失敗ばかりしているのでもうできない」のが本音なんじゃないですか?この生産するヨーロッパの中間持株会社だって何の利益も生み出していないじゃないですか(3期続けて売上高が「ゼロ」というのはあきらかにおかしいし)?

HOYA、ペンタックスブランドの測量機器事業をリリース

HOYA、「ペンタックス」測量機器事業を売却 台湾企業に(NIKKEI NET)

 HOYAは「ペンタックス」ブランドで展開する測量機器事業を台湾企業に売却した。公共投資や住宅着工の低迷で業績は不振だった。経営資源を内視鏡や眼内レンズなど医療・健康関連部門に重点配分し、収益力を高める。

 子会社のペンタックスインダストリアルインスツルメンツで手掛ける事業を台湾儀器行(台湾インスツルメント)に売却する。対象は国内の開発・生産拠点や特許、中国合弁会社の株式などで、売却額は2億〜3億円程度とみられる。「ペンタックス」の商標は契約で5年間の使用を認める。子会社は2010年3月期中にも清算する。

結局、HOYAはペンタックスの医療に関する光学分野だけが欲しくてペンタックスを完全に吸収したという感じですね。未遂に終わりそうなビクターによるデジカメ事業の売却もこれを表しているように思えます。結局HOYAによるペンタックスM&Aの事前のドタバタ劇は一体なんだったんだ?という感じでしょう。これってかなりの「確信犯的」M&Aですよね・・・。
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