2010年03月31日

CSK、岩井の提示額では「コスモは売れません」

岩井証券、コスモ買収でCSKとの交渉決裂を発表(日経)

岩井証券は31日、コスモ証券(大阪市)の買収交渉について、コスモの親会社であるCSKホールディングスとの間で交渉が決裂したと発表した。買収価格を巡り、両社の折り合いがつかなかったためだ。CSKは今後、コスモの新たな買い手を募る。

 投資会社のACA(東京・千代田)傘下で経営再建をすすめるCSKに対して、岩井証券は3月上旬、コスモの買収価格として160億円前後を提示していた。ただコスモは純資産が約250億円ある。岩井の提示価格で売却した場合、CSKは特別損失を計上する必要が出てくる。

 CSKは財務の立て直しのためには、岩井の提示額では不足と判断したもようだ。

ということで、ほぼ間違いないと思われていた岩井証券によるコスモ証券の売却は、ポシャってしまいました。当の売りたがっていた(というよりは売らざるを得ない状況の)CSKが、岩井の提示した価格では割に合わん、ということでポシャったようですが、岩井の思惑(安く買いたい)とCSKの思惑(高く売りたい)のバランスが一致しなかったということになります。

でもCSKとしては、立場上売却金額はディスカウントされても仕方がない立場であるわけですが、それでも日経の記事どおり(もう多額の特損は出せない)というのであれば仕方のないことなのでしょう。ただし、岩井以上の金額を出せる証券会社は出てこなさそうですが・・・。
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