2009年12月10日

パナソニック、三洋に対するTOB成立を宣言

パナソニックの三洋電へのTOB成立 50.2%取得、年内子会社化へ(NIKKEI NET)

 パナソニックは10日、9日に終了した三洋電機に対するTOB(株式公開買い付け)が成立したと発表した。取得した優先株を普通株に転換すると発行済み株式数の50.2%を保有することになる。今後、普通株転換や株券の決済を経て年内にも子会社化が完了する。

 買い付け価格は1株131円(普通株ベース)でパナソニックの費用は4023億円になる。三洋電の優先株を保有する三井住友銀行、大和証券SMBCグループ、米ゴールドマン・サックスグループは事前に結んだ応募契約に基づいて一部の保有株を応募したもよう。

「その他の関係会社」の異動、主要株主である筆頭株主の異動及び主要株主の異動に関するお知らせ

三洋電機株式会社株式に対する公開買付けの結果に関するお知らせ

パナ、三洋のTOB成立…買収額4038億円(Yahoo―読売)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091210-00000952-yom-bus_all

パナソニックによる三洋電機のTOBが終了し、実質的に50%以上の三洋株式を取得することができたので、TOBが成立したということになり、年内には三洋はパナソニックの子会社という立場として経営を担うことになります。三洋が業績不振からなかなか脱却できない状態から手を差し伸べたのがパナソニックであり、全世界の独占禁止法にかんする長い審査機関を経て、ついにこの時点までやってきたわけです。両者にとっては非常に長い期間であったでしょう。

ここで忘れてはならないのは、パナソニックとしては三洋を完全子会社にしたわけではないこと、つまり三洋の上場はそのまま続けていくことです。もちろんパナソニックの影響力は三洋に及ぶことになりますが、三洋としては大きな後ろ盾を得たことには間違いありません。あとは両社がケンカせず、グループとしての相乗効果を大いに発揮してもらうことですね。


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