2009年09月11日

(差替)吉本、MBOに近いTOBで非上場へ

吉本興業、TOBで非上場化 投資会社、最大540億円 (NIKKEI NET)

 吉本興業は民放大手やソフトバンクが出資する投資会社による友好的買収で、非上場化を目指す方針を決めた。11日にも投資会社が吉本株のTOB(株式公開買い付け)実施を発表し、吉本の取締役会は既存の株主に対して賛成意見を表明する。買収額は最大540億円で、吉本の現経営陣は買収後も当面残留することで合意済みのもよう。敵対的な買収を防止し、経営の自由度を高める狙いだ。

 TOBを実施するのは、ソニー前会長の出井伸之氏が代表を務める投資会社「クオンタム・エンターテイメント」。同社は民放大手などからの出資に加え、金融機関からの融資も受けて計540億円の買収資金を用意し、吉本の発行済み株式のすべてを買い取る計画。TOBの価格は10日終値を5%程度上回る1株1300円台半ばになる見通し。

(ここまで)

関連:株式非公開化、吉本興業のTOB14日開始(Yahoo―読売)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090910-00001220-yom-bus_all

ほとんどMBOに近い形のTOBで、吉本興業が以前にも報道されていたように上場会社から非上場会社になること、つまり上場会社としての責任を「放棄」することに決めたようです。日経の記事では非上場に戻る目的が「敵対的な買収を防止し、経営の自由度を高める狙い」ということですが、「それじゃあ何のために上場したの?」という疑問が当然浮かび上がってくるわけです。非上場の理由なんて、ある意味上場会社の宿命でもあるわけですから、その宿命から「逃げた」と思われても仕方がないでしょう。

今後吉本が再上場するのかはわかりませんが、事実上もう上場会社になるのはイヤだと宣言しているようなものですから再上場というふざけた行為はしないでいただきたい。そもそもMBO(あるいはそれに近いようなもの)で上場廃止になった後に再上場できたという例は非常に少ないですから、その例に倣ってたぶん上場はできなさそうですが。


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