シャープは液晶テレビ用パネルを減産する。主力の亀山工場(三重県亀山市)で12月中旬から生産を削減、減産幅は今後詰めるが生産能力比で1割超になる可能性がある。亀山工場の本格減産は2004年の稼働以来初めて。液晶テレビの世界需要減速を背景に、韓国や台湾の液晶パネル大手はすでに減産に踏み切っている。これまで急成長を続けてきた液晶分野で日韓台の大手が一斉に生産調整に入る。
液晶パネルは通常、需要が低迷する年末年始に生産調整を実施するが、減産幅は数%にとどまる。亀山工場は32型テレビ換算で月210万台のパネルを生産する能力を持つ。シャープは年末商戦のテレビの売れ行きなどを見て減産幅を決める。
関連:<液晶パネル>シャープ、パナソニックが減産を検討(Yahoo―毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081115-00000095-mai-bus_all
日経は「減産する」と断定し、一方の毎日は「減産を検討」という少しぼかしたシャープの液晶パネル減産の記事ですが、今さら言うまでもなく世界的に景気が悪いということであれば液晶パネルを利用したテレビも携帯電話も通年異常に売れるということは厳しい=売れなかった分は当然在庫になるので、在庫を減らすという意味では液晶パネルの減産やむなし、ということになるのでしょう。減産幅は年末の液晶テレビの販売結果で判断するということですが、シャープは「液晶」(と電池)で売ってきているわけですから、非常に辛いでしょう。
シャープは、現在堺市に亀山以上の生産設備機能をもつ工場建設という大プロジェクトが進行していますが、堺市の新工場がオープンするまでにはこのような(最悪の)事態が何としても一段落ついてほしいところでしょうが、その日がいつやってくるのか内心は不安な状態にあるのではないでしょうか。今回決定する減産は一時的なものであってもらいたいでしょう。
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