第一生命保険は29日、2001年度から05年度の保険金不払い問題で、契約者への支払い漏れが追加で1千〜2千件あると発表した。対象者へ請求案内をしており、今年度中に追加支払いが終わる見込み。責任を取り、渡辺光一郎社長が来年1月から3カ月間、役員報酬を10%返上するなど、計7人の処分を決めた。
診断書を書いた病院とは別の病院での治療歴があるため、保険金の支払い対象かどうかはっきり分からず、個別に請求案内を送っていなかった。追加の支払額は1億から2億円に上る見込み。
第一生命 支払い遅れ最大2000件 社長ら役員処分(Yahoo―毎日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101129-00000030-maip-bus_all
日付としては昨日第一生命からリリースが出ていたわけですが、「一体何のことだろう?」と思ってみたら、要は情報共有の不徹底で本来支払われるべきであった保険金が支払われていなかったということですね。当然保険金を支払いたくはないということはありえないし、なかったはずだと思いますが結果的にこういうことになってしまったということで、イメージとしてはかなりよくありませんよね・・・。ただでさえ上場時の株価を下回っているのに、こんなことでは日本一多い株主からはソッポを向かれかねませんよ・・・。
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