2010年03月31日

吉野家、また「期間限定で」牛丼値下げ

吉野家、1週間限定で牛丼270円 最安値で逆襲、副作用の懸念も(産経)

牛丼チェーン「吉野家」を運営する吉野家ホールディングス(HD)は31日、牛丼、牛皿全品と牛鮭定食を4月7日〜13日までの1週間で110円値引きするキャンペーンを実施すると発表した。牛丼並盛りが380円から270円になり、すき家の280円を下回り、一時的に業界最安値となる。値下げキャンペーンは1月に続き2回目。

 吉野家は、ライバルチェーンが価格改定による恒常的な値下げに踏み切る中、コスト高などから値下げができず、大苦戦を強いられている。業界最安値で集客力をアップしたい考えだが、「キャンペーン前後の食い控えや反動減を招く」(業界関係者)懸念も出ている。

松屋やゼンショーのすき家が恒久的に牛丼の価格を値下げする中で、なかなか価格値下げに踏み切れない吉野家の苦悩というのが見て取れますね。結局今回も価格値下げはするもののやはり「期間限定」でしかできないわけですから。もちろん吉野家としての「ブランド」もあるわけですから本当は期間限定でも値下げなどしたくないのが本音だと思います。それでもこういうことをしないと客が来ないという危機感がそうさせるのでしょうが、個人的には吉野家のブランドは守って欲しいから他のように安易な値下げはしてもらいたくはないと思います・・・。

CSK、岩井の提示額では「コスモは売れません」

岩井証券、コスモ買収でCSKとの交渉決裂を発表(日経)

岩井証券は31日、コスモ証券(大阪市)の買収交渉について、コスモの親会社であるCSKホールディングスとの間で交渉が決裂したと発表した。買収価格を巡り、両社の折り合いがつかなかったためだ。CSKは今後、コスモの新たな買い手を募る。

 投資会社のACA(東京・千代田)傘下で経営再建をすすめるCSKに対して、岩井証券は3月上旬、コスモの買収価格として160億円前後を提示していた。ただコスモは純資産が約250億円ある。岩井の提示価格で売却した場合、CSKは特別損失を計上する必要が出てくる。

 CSKは財務の立て直しのためには、岩井の提示額では不足と判断したもようだ。

ということで、ほぼ間違いないと思われていた岩井証券によるコスモ証券の売却は、ポシャってしまいました。当の売りたがっていた(というよりは売らざるを得ない状況の)CSKが、岩井の提示した価格では割に合わん、ということでポシャったようですが、岩井の思惑(安く買いたい)とCSKの思惑(高く売りたい)のバランスが一致しなかったということになります。

でもCSKとしては、立場上売却金額はディスカウントされても仕方がない立場であるわけですが、それでも日経の記事どおり(もう多額の特損は出せない)というのであれば仕方のないことなのでしょう。ただし、岩井以上の金額を出せる証券会社は出てこなさそうですが・・・。

2010年03月30日

日経平均、1年半ぶりに1万1千円台に回復

日経平均、1万1000円台回復 1年半ぶり(日経)

なんとまあ、日経平均が1年半ぶりに1万1千円台に回復したということですが、このブログを書き始めた当時は2万円いくかいかないかというレベルでしたから、その間に状況がかなり悪くなってしまったということの証明にはなりますね。現在も景気回復という声はほとんど聞こえてこないし、「冬の時代」が終わる気配は今のところ感じられません。何かの「きっかけ」があれば一気に「冬の時代?何それ?」という感じになるのでしょうが、そのきっかけも全くない状態ですからね・・・。

サッポロvsスティール、またサッポロの勝利

サッポロHD、スティール提案の人事案否決 株主総会で(日経)

サッポロホールディングスは30日開いた定時株主総会で、役員人事案などすべての会社側提案議案を可決した。筆頭株主の米投資ファンド、スティール・パートナーズが業績低迷などを理由に株主提案した6人の取締役選任案は否決された。

 スティールは1月、村上隆男社長の退任など6人の取締役交代を求め、内藤由治・元ポッカコーポレーション社長ら6人を提案していた。

結局、サッポロvsスティールの株主総会はサッポロの完全勝利に終わったわけですが、昨日も書きましたがスティールにも往年の勢いはないし、株主も「また同じ構図になるのかよ・・・。飽きた」ということなのでしょう。そのスティールは株主総会後も駄々をこねているようですが、おそらく余程のことがない限りはサッポロ>スティールの関係は変わることはないでしょうね・・・。

プロミス、アットローンを吸収

プロミス、アットローンを吸収合併 三井住友FGが消費者金融再編(日経)

三井住友フィナンシャルグループ(8316)は30日、傘下の消費者金融事業を再編すると発表した。三井住友銀行とプロミス(8574)が共同出資したアットローン(東京・港)の全株式をプロミスが取得、2011年4月をめどに吸収合併する。改正貸金業法の完全施行を控え、効率化をはかる。

 三井住友銀行はプロミス株を約20%保有する筆頭株主。3社が共同で展開している個人向け提携ローン事業は今後、三井住友銀とプロミスの2社体制で進める。

これでプロミス三洋信販に続いて消費者金融事業を吸収合併させることになりますが、斜陽化している消費者金融業界においては同じ金融グループで斜陽産業がたくさんあることについてあまり望ましくないというSMFGの意向もおそらくあるのだと思います。プロミスはまだまだ体力があるので何とか生き残ることはできそうですが・・・。

2010年03月29日

トヨタとマツダ、技術提携

トヨタとマツダ、ハイブリッドシステムの技術ライセンス供与に合意

トヨタとマツダ、HVの技術提携で合意(Yahoo―レスポンス)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100329-00000021-rps-bus_all

トヨタとしては本当に久しぶりのいい内容のリリースになりましたね。マツダにとっても、「やはりトヨタのHV技術は素晴らしいものである」という認識があるでしょうから、最近の問題はあるにしても「HVの技術を入手するのであれば、やはりトヨタから導入したい」というトヨタに対する好印象があったからでしょう。

そのトヨタの技術を導入したマツダの新車が出るのは当然かなり先のことになりますが、数年後の新車発表ということ関してマツダは今から大いに期待しているものと思われます。自動車ファンにとってはたまらないでしょうね。

ニトリ 決算

平成22年2月期 決算短信

“勝ち組”ニトリ、23年連続で売上高・経常利益の最高更新(Yahoo―産経)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100329-00000569-san-bus_all

「餃子の王将」と同様に、各種メディアに取り上げられたことが大いに(いい方向に)影響しているのがホームセンターの「お、値段以上」のニトリで、今期の決算も当然ながら好業績、全ての数字において前年以上の数字(売上高に至っては23年連続前年以上)というニトリ(及びその関係者)にとっては笑いが止まらない「わが世の春」を謳歌しているところでしょう。

もちろんこのような「わが世の春」が今後も続くかどうかは企業努力によるしかないのですが、ちゃんとその点についてはクギを刺しているでしょうし、油断さえしなければ今後もこの傾向は続いていくのかもしれません。常に「顧客に監視されている」という意識が二十数年もの好業績に結びついているのかもしれませんが。

| 決算

サッポロの株主総会はどうなる!?

サッポロ対スティールの委任状争奪戦 株主は冷ややか(asahi.com)

サッポロホールディングス(HD)の株主総会が30日開かれる。筆頭株主の米系投資ファンド、スティール・パートナーズが、経営陣の差し替えを求めて独自の取締役選任案を株主提案。2007年に続き、サッポロ側との委任状の争奪戦に発展した。ただ、株主ら市場関係者の反応は冷めている。

明日がサッポロの株主総会ですが、スティールがプロキシーファイトを行うと宣言したものの、一般株主にとっては「どうでもいいよ(それよりも株主優待を手厚くしろ)」ということのようです。スティールにしても往年の勢いはないようですし、サッポロとしても「勢いのある時期のスティールの(無謀な)提案を振り切ったのだから、今回も大丈夫だろう」という気持ちもあるかもしれません。もちろんアデランスのような事例もありますから油断はしていないでしょうが。

三洋、卒業者の採用を倍増

三洋電、11年度の新卒採用110人 エナジー分野強化で10年度比倍増(日経)

三洋電機は29日、2011年度の採用計画を発表した。単体の新卒採用計画は110人で、10年度実績の52人から2倍以上に増やす。太陽電池や2次電池などエナジー分野を中心に大卒技術系で90人、同事務系で20人を予定している。

 中途採用は景気動向を見て判断する。高卒技能系採用は未定だが、前年度並み(40人)を想定している。

パナソニック傘下になったいい意味での影響といいますか、三洋電機単独ではなかなか経営状況から多人数の採用に踏み切れなかったのでしょうが、ようやくそれなりの余裕が出てきたといったところなのでしょうか。それでも採用分野は三洋のキャッシュになる太陽電池分野などに偏ってしまいそうですが、今後のことを考えれば「いまはこの分野に人材を集中させよう」ということなのだと思います。

建設中のスカイツリー、ついに東京タワーの高さを超える

東京スカイツリー、東京タワー抜き高さ日本一に 現在338メートル(日経)

東武鉄道が東京都墨田区に建設を進めている東京スカイツリーの高さが、29日、東京タワー(333メートル)を超え、日本で最も高い建物となった。10メートルの鉄骨を取り付け、従来の328メートルから338メートルに伸びた。

東武の大プロジェクトである東京スカイツリーが、ついに東京タワーの高さを超えたということですが、それでもまだ「半分くらい」の高さなんですよね・・・。すでにこのあたりの名所にもなっているようですが、やはり周りから見れば目立つ、ということですよね。完成の暁にはぜひ行ってみたいものです。


2010年03月27日

「富士通」の「iPad」商標、Appleに譲渡へ

「iPad」商標、富士通から米アップルへ(日経)

米アップルが富士通から、4月に発売する多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」の商標を取得していたことが26日、米特許商標庁の公示で分かった。富士通側がアップルに商標使用権を完全に譲渡した。対価の有無や金額などは明らかになっていない。富士通の米国法人は「(譲渡の)条件は公表できない」としている。

富士通、「iPad」商標譲渡=米アップルに有償で(Yahoo―時事)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100327-00000043-jij-int 

結局、こういうことになってしまうのですね・・・。Appleとしては「してやったり」というところなのでしょうが、やり方があまりにも強引過ぎといえば強引過ぎともいえるでしょう(Siscoとの「iPhone」のけんにしても同様ですが)。Appleが商標のことについて知らないわけはないですからね・・・。

富士通にしてみれば「まさか」の事態(日本ではその存在すら全く知られていなかったわけですから。この報道で存在を知った人がほぼすべてのはず)だったわけですが、いくばくかの「対価」をもらうこととなるのでこの問題について早く決着をつけるという意味ではよかったのかもしれませんが・・・。

2010年03月26日

三越伊勢丹、「また」下方修正

特別損失の計上及び繰延税金資産の取崩しに伴う業績予想の修正に関するお知らせ

三越伊勢丹が「また」下方修正です。理由はリリースのとおりですが、それにしてもひどいですね・・・。今のところは統合の効果というよりは統合したことによる弊害のほうが目立ってしまっていますね。逆に、その足を引っ張っている三越にとっては単独であれば更に危険な状態になっていたわけですから統合によって助けられたといえなくもないですが・・・。
| 決算

DPG 内部統制監査報告書の意見不表明

内部統制監査報告書に関する監査意見不表明についてのお知らせ

実際の監査意見報告書の意見不表明ではなさそうなのですが、それでもDPGのボロ株ぶりがあらためて分かろうというものです。債務超過は回避できたことが正式に表明されたわけですが、絶対に(悪い意味での)問題が出てくることは間違いないので、そのときをwktkしながら待っていますw

2010年03月25日

ツタヤにHMVのコーナーができる!?

HMVの事業の取得に関する基本合意書締結のお知らせ

ということで、将来的にツタヤ(CCC)の中にHMVのコーナーができるということでいいんですよね・・・?事業を全て取得するというのですから。どのような形態になるのかは分かりませんが、全国のツタヤでHMVコーナーができる、つまり(店舗)数が限られていたHMVがツタヤの力を借りて全国的に広められるということになるのかもしれませんね。
| M&A

H2Oと高島屋も「ポシャる」

高島屋とエイチ・ツー・オーが統合断念(日経)

阪急阪神百貨店を傘下に置くエイチ・ツー・オーリテイリングと高島屋が25日、経営統合を断念することを明らかにした。午後4時半に正式発表する。2社は市場縮小をにらみ、2011年までに統合する方向で協議していたが、相乗効果が薄いと見て業務提携に切り替える。

<経営統合中止>高島屋とエイチ・ツー・オーが発表(Yahoo―毎日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100325-00000057-mai-bus_all

要は、百貨店連合として「組む相手がいない」から仕方がなく残り少ない選択肢である高島屋と阪急阪神のH2Oが手を組もうかという、ある意味ネガティブな経営統合話だったということですよね。全国型の高島屋と京都・大阪・神戸地盤の阪急阪神では百貨店文化もかなり違いますし、そういった文化の違いを乗り越えることができなかったということも言えそうですが、やはり基本的には「ネガティブ」ですからポシャるのもある意味必然であったといえるのでしょうね。

結局は、無茶があるわけですよ。何でも一緒に組んで拡大路線を歩もうということが。三越と伊勢丹であっても三越が足を引っ張っているという現状もあるわけですから、両社とも「何が何でも組む」という考えを改めたのかもしれませんが。

2010年03月24日

楽天、TBSからの買取請求代金は一応受領しておきます

株式会社東京放送ホールディングス株式の買取請求に関する代金の一部弁済を追加で受ける件について

楽天もさー、裁判所の買取価格決定に不満は漏らしているものの、ちゃんとTBSからは請求代金をもらっているんだから、そろそろ手打ちにすればいいのに・・・。確かに買い取り価格の倍以上はかけたのに(そしてTBSを我が物にするはずだったのに)・・・という気持ちは分からんわけではないですが・・・。

タグ:楽天 TBS

ローソン 下方修正

連結業績予想の修正及び過年度連結業績への影響に関するお知らせ

ローソンの下方修正ですが、その理由は明らかで、ローソンEMで起きてしまった不祥事が原因です。そのローソンEMが勝手に問題の会社に出したカネは全額戻ってこないと判断、計144億円が特損になるということでローソンEMは債務超過転落(の見込み)、監理ポスト入りということになってしまいました。ローソンとしてはかなりダメージの大きい不祥事であることは間違いないでしょう。

2010年03月23日

Google、中国を見捨てる

Googleがついに中国を「見捨てる」ことにしたようです。要するに、インターネットは検索すればその項目が自由に出てくるのが当たり前なのに、共産党独裁の中国では「けっきょくそれは無理」ということもわかり、検索では「百度」にかなり遅れを取っていることも考慮したうえで「検索の自由にできないところにいても全く無意味」というのがGoogleが下した決断、ということでしょう。中国当局はGoogleの対応に不満のようですが、結局は「触られては困る」ことに対して「フタをする」ことがいかん、ということを中国は理解すべきでしょう。

第一生命、公募価格は14万円

第一生命株売り出し価格は14万円 1兆4000億円規模の大型上場(Yahoo―産経)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100323-00000578-san-bus_all

かねてから13万〜15万くらいと予想されていた第一生命の株価の公募価格は14万円と正式に発表されました。生命保険会社という事業者ということもあって株主がたくさんいるわけで、非常にスケールの大きい株式上場ということになります。上場部は間違いなく一部になるでしょうが、久しぶりの大型IPOということで大人気になることは間違いないでしょう(上場初日は取引が制限されることからも、その人気振りが分かろうというものです)。

ちなみに管理人も第一生命の契約者ですが、契約の価値は1株分に達していません・・・orz

こういった端株については、端株の算定分の金額が実際に振り込まれるので不利がないといえばないですが(おカネをもらえるだけマシ、というところでしょうか)、1株分はほしかったな〜・・・。

任天堂の3D対応DS、需要はあるのかな・・・

任天堂、裸眼で3D楽しめるDSを発売(日経)

 任天堂は23日、2010年度中に携帯ゲーム機「DS」で裸眼で3D画像が楽しめる新型機を発売すると発表した。従来のDSシリーズソフトも楽しめる後継機となる見通し。6月15日から米ロサンゼルスで開催されるゲーム展示会「E3」で詳細を発表するという。

任天堂、ニンテンドーDSの後継機「ニンテンドー3DS」2011年3月期発売に(Yahoo―インサイド)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100323-00000008-isd-game

何とも安易な名前ではありますが、3Dができる、という意味ではあまりにもわかりやすい任天堂のDSの後継機の名称ではありますね。6月にアメリカで発表されるということは、すでにプロトタイプはおそらくできているだろうし、発表の準備は最終段階にきているものと思われます。また、発表時期からすれば正式リリースはこれまでのDSの新型機が秋から冬に賭けてリリースされていますから、今回もおそらくその時期=年末商戦の時期にリリースされるのでしょう。

とはいっても、裸眼で3Dが体験できるといってもそのような需要があるのか・・・ということが非常に気になります。任天堂としては「おそらく心配ない」と思っているからこそ新型機をリリースすることを決めたわけですから・・・。6月まで待たなければならないのは、非常に長いですね。






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