2010年01月07日

支援機構、JALへの債権放棄を銀行に要請

日航再建、債権放棄3000億円要請 支援機構、銀行への提示案判明(NIKKEI NET)

 日本航空の経営支援にあたって企業再生支援機構が銀行団に提示した再建案の骨格が明らかになった。2010年3月期は人員削減などのリストラで1兆円規模の特別損失を計上。会社更生法の適用を申請して株主などに一定の責任を負ってもらい、銀行団には3000億円の債権放棄を要請する。支援機構も3000億円を日航に出資する。

 銀行団の金融支援と、社債や従業員の退職金などを含めた債権カット額は7300億円を軸に交渉する。機構は銀行団などとの調整が終われば今月20日前後をメドに支援決定したい考え。国土交通省や銀行団の一部は私的整理による経営再建を主張しており、交渉が難航する可能性がある。

【日航再建】債権放棄7千億円を要請 支援機構(産経)

日経は3000億円、産経は7000億円と債権放棄額の額が大幅に異なっていますが、これはおそらく、日経は上記記事の通り銀行に対する債権放棄を含めて7000億円超と記載していますが、産経はこれらをひっくるめて債権放棄額を7000億円と書いたものと思われます。解釈の違いですね。いずれにしても、支援機構が銀行に対して債権放棄をお願いしたということに間違いはなさそうです。

債権放棄にしても、法的整理か私的整理か、提携は?など結局何一つも先が見えない状況に加えて政治的・経済的思惑も混じってJAL問題は本当に泥沼であるというのが理解できますよね・・・。


2010年01月06日

SMFGの増資は最大で8889億円

新株式発行及び株式売出しに関するお知らせ

昨日報道されたSMFGの増資ですが、今日正式に「やる」と発表されました。増資額は最大で約8889億円、先に増資を行ったMUFGより約2000億円くらい少ない金額になります。昨日も書いたとおり実質的には「MUFGが増資したから、うちも増資する」という横並び的な考えの増資な訳ですが、ちゃんと増資しただけの(長期的な)結果を出してくれるのであれば、文句は出ないでしょう。そういった気持ちをSMFGは考えてもらいたいものです。

JAL、新経営トップは外部から招聘へ

このたび、ニコニコ動画に投稿されている「2009年クソ株ランキング」の第1位に選ばれてしまったJALですが、かねてから西松社長は「区切りがついたら社長を辞める」と宣言しているところ、西松社長後の新しい経営トップはJAL内部からではなく、外部から招聘するようです。

日航、社外からCEO 支援機構と調整、役員の大半辞任へ(NIKKEI NET)

 日本航空は辞任を表明している西松遥社長(62)の後任について、社外から最高経営責任者(CEO)を招く方向で企業再生支援機構と調整に入った。最高執行責任者(COO)は内部から若手幹部を昇格させる方向で、現在の取締役と執行役員の大半は辞任する見通しだ。いずれも今月中に支援決定が得られることが条件となる。

 西松社長の辞任の時期は支援決定とほぼ同時になるとみられる。CEOは支援機構がすでに人選に入っている。後任のCOOは支援機構と新CEOが日航内部から選ぶことになる見通し。経営責任を明確にすることで、政府支援に対する国民の理解を得たい考えだ。

かえって、日産などのように内部からではなく外部から経営トップを呼んだほうが再建がうまくいくことが多いでしょうから(第三者から見る目というのもありますし)、JALとしても支援機構にしても強力な「第三者」を見つけてくるでしょう(逆にそうしなければたぶん再建は無理)。

相変わらずJALの動向については、支援機構が「実質的な債務超過」のことについて言及したり、法的整理の有無についての是非など相変わらずの迷走振りですが、とにかく再建への道筋を開くこと、これが何よりも大事なのではないでしょうか。


2010年01月05日

東邦GA 新株予約権を行使してもらい5000万円ゲットー!

第14回新株予約権の行使報告に関するお知らせ

ということで、何か「お情け」という感じで新株予約権を行使してもらって5000万円をゲットした東邦GA、まだ未行使分がたくさんあります・・・。そして新株予約権の行使先には大量の価値のない(1株2.7円)株式約1858万株がばら撒かれました・・・。

バナーズ 上方修正

バナーズのリリース

まぁ、営業上の業績が向上したというわけではないのがミソではありますが、また業績を上方修正できたということについては素直に喜んでもいいのではないでしょうか。ボロ株のバナーズだけに通期決算まで油断することはできませんが・・・。

結局、SMFGも増資へ

三井住友FG、8000億円増資 普通株で月内、海外M&A視野に(NIKKEI NET)

 三井住友フィナンシャルグループ(FG)が月内にも8000億円規模の普通株公募増資を実施する方向で最終調整に入った。厳格化される銀行の自己資本比率規制に前倒しで対応するとともに、アジアを中心とする海外事業や投資銀行部門など成長分野に資本を積極的に投入する。

確か毎日の単独インタビューでSMFGの社長が「増資することを検討する」と言っていましたが、現実にその通りになりそうです。規模は8000億円レベルということですが、どうして増資ということでは先を越されたMUFGの規模を超えることができないんでしょうか?SMFGレベルであればそういうことはできるはずでしょうが・・・。勝手な想像ですが、銀行業界ではトップのMUFGを差し置いて行動してはならないという不文律でもあるのでしょうか。

SMFGが増資に動くわけですが、「その理由は?」と問うと公式的には上記記事のような答えになるのでしょうが、実質的は答えは「MUFGが増資したから、うちもした(これからやる)」でしょう。残るはみずほですが、「MUFG・SMFGも増資したから、うちも増資する」という反応になるのはほぼ間違いないでしょう。これも勝手な想像ですが、みずほも増資するとなると、その額はおそらくSMFGより若干少ない額になるのではないでしょうか、銀行の序列からすれば。

パナソニックの薄型テレビでスカイプが利用できる(予定)

パナソニック、薄型テレビで通話料ゼロ電話 スカイプと提携(NIKKEI NET)

 パナソニックは今春から通話料なしでテレビ電話ができるプラズマテレビを日米欧で順次、商品化する。スカイプ・テクノロジーズ(ルクセンブルク)と提携し、インターネット経由で電話がかけられる同社製ソフトを内蔵する。世界で5億人以上が利用する同ソフトをテレビメーカーが採用するのは初めて。プラズマテレビの付加価値を高め販売拡大につなげる。

 提携は週内にも発表する。パナソニックはプラズマテレビ「ビエラ」のうち、ネット機能がある上位機種にスカイプソフトを内蔵する。今春に米国、今夏をめどに日本や欧州で売り出す。価格は基本のモデルに比べ数万円高くなる見通し。

ということで、パナソニックがスカイプと提携し、上位モデルの薄型テレビにスカイプを導入するようです。テレビを見ながらネット電話(テレビ電話)ができるようになるということです。これって結構画期的な組み合わせになるのではないでしょうか?もっとも大型テレビの前でヘッドセットをつけて通話するのはちょっと違和感があるでしょうが・・・。でも、ちょっと値段が張るにしても面白い組み合わせになることは間違いなさそうです。

2010年01月04日

LCA 中間債務超過

平成22年5月期 第2四半期決算短信

その昔は「LCAのコンサルティング」のノウハウに関する本が数々出されてきましたが、その面影は現在のLCAには全くなく、今期の2Q決算ではついに債務超過に陥ってしまっています(当然GC注記付き)。期末までに解消できればいいのでしょうが、このまま債務超過になってしまうとイエローカードがつき、上場廃止フラグが立ってしまうわけです。

LCAもいろいろと手を考えてはいるのでしょうが、現実的には「手詰まり」感が感じられるので債務超過をいかにして回避するかで手一杯でしょう。

ユニオン 上場時価総額の最低ラインを下回る

当社株式の時価総額に関するお知らせ

時価総額の最低ラインを下回る=即上場廃止ということではなく、改善策を講じればその猶予期間が延長できるということですが、ユニオンも結局は本業(本来の本業は光学事業。これまでは投資・株券印刷業)に専念していればおそらくこういう結果を招くことはなかったはずなのですが・・・。

先月もユニクロは好調

ファーストリテイリングのリリース

先月もユニクロは好調の売上を記録、ファーストリテイリングとしては本当に笑いが止まらないところでしょう。なお、先月の売上高には管理人もヒートテックのタイツなど数点購入して売上に貢献しております(笑)。ちょっと気になるのが先月の客単価については前年同時期を割っていることですが、あまり気にはならないのでしょう。

JALはデルタを選択したのか

今年もJALに関する記事を書くことが増えそうですが、今の状況では止むを得ませんね。読売だけがまた「飛ばし」といえるような報道をしました。

日航、デルタと提携…国際線縮小進展へ(Yahoo―読売)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100104-00000604-yom-bus_all

デルタ航空とアメリカン航空、JALはいずれかの「カネを出してくれる」航空会社についてどちらを選ぶのかということがさんざん話題になっているわけですが、これまでの情勢では同じ航空連盟ということからアメリカンを選ぶのではないかということが有力だったのが、いつからかデルタを選ぶ説も有力になっていき、結果として今日の読売の報道になっているわけです。当然JALが正式発表したわけではないので実態は不明ですが。

それよりも、政策投資銀行が渋々政府のお願いに従ったことが原因で昨年の取引最終日に大幅に値を下げた株価が新年の取引初日にはその分を取り戻したということも重要なことです。これからも国=オーナーのパフォーマンスによってJAL株価は大きく揺れ動いていくのでしょうね。

2010年01月03日

アサヒ、カールスバーグと業務提携

新年明けましておめでとうございます。今年もできる限りの企業情報をアップしていきたいと思いますので、今後も見ていただければありがたく思います。

ビール販売、アサヒが世界4位と提携 まず香港で(NIKKEI NET)

 ビール国内首位のアサヒビールは同業世界大手、カールスバーググループ(デンマーク)と海外販売で提携する。今月からまず香港でカールスバーグの営業網を活用し「スーパードライ」を販売、今後は他の国や地域でも提携拡大を検討する。国内飲料業界ではサントリーホールディングスも米ペプシコと組み今年から順次、中国全土で飲料を販売する。飲料各社は海外の成長市場の開拓を急いでおり、世界的な合従連衡が加速しそうだ。

アサヒが、将来的な海外M&Aを睨んだのか、まずはM&Aそのものではなく業務提携という手段を選択したようです。提携相手のカールスバーグはFAプレミアリーグ・リバプールの胸スポンサー(=メインスポンサー)として知っている人も多いかもしれませんが、規模的にはアサヒと同レベルの企業ということで、組む相手としてはなかなかいい相手かもしれませんね。

最初は香港のみでカールスバーグの販路を利用するということですが、うまくいけば特にヨーロッパでの販路も促進できそうですから、このチャンスをアサヒは何としてでも生かしたいところでしょう。
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