2009年11月30日

今の企業は、新規上場をしたがらないのでは?

国内の新規上場急減、31年ぶり低水準 09年19社、調達資金6割減(NIKKEI NET)

 国内株式市場への新規上場が急減している。2009年は前年比6割減の19社と、第1次石油危機後の混乱期だった1978年以来の低水準になる見通しだ。世界景気の悪化で業績が上場基準を満たす企業が減少。株式相場の低迷で十分な資金調達が見込めず、有力企業の上場見送りも相次いだ。成長を目指す企業への資金供給が滞れば、国内産業界の新陳代謝に影響を及ぼす可能性がある。

確かに、今の状況では新規上場はしたがらないでしょうね。たとえ上場したとしても最初の公募額で株を買ってくれる可能性が非常に低いでしょうから。また、上場には上場のためのコストもかかるし、上場してもまたTOBやMBOなどで上場廃止になるとそのための時間もかかるわけですから、よほど野心のある企業でない限り、新規上場はしたがらないものと思われます。

DPG 債務超過回避のために株券印刷することを正式決定

第三者割当による新株式発行(金銭出資及び現物出資(デット・エクイティ・スワップ))及び新株予約権の発行並びに主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ

あれこれと書いていますが、要するに、DPG債務超過を回避するためには株券印刷するしか手段がないので株券を印刷しますよ、ということですね。おそらくこれで債務超過は回避できて上場は何とか維持できるのでしょうが、第三者の割当先が明らかに実態不明ですから、本当にカネを出してもらえるんでしょうかね・・・。

バナーズ 新株予約権割当先が権利行使

バナーズのリリース

行使価格が3円、行使個数が10個(@100万株)ということで、計3000万円がバナーズの手元に入るわけですが、現在の株価(23円)からすればバナーズ涙目、割当先ホクホクといったところでしょうか、この割当先がどのくらいバナーズ株を保有するかは分かりませんが、おそらく時期がきたら売ってしまうのかもしれません。現実に行使価格の「7倍以上」(現時点)も価値が上がっているのですから・・・。

MUFG、1兆円の増資を行使へ

新株式発行および株式売出しならびに新株式の発行に係る発行登録の取下げについて

このリリースを見て「え、MUFGが発表していた1兆円の増資は取りやめるの?」かと思いましたが、よくよくリリースを見てみると、1年以内の好きな時期に1兆円の増資ができるというのがMUFGの発表した増資内容ですが、この増資をもう行使してしまおうということが主な内容のようです。一般レベルではちょっと分かりにくい文章の書き方ですね・・・。

日経平均、今日は大幅反発上げ

今日の日経平均は、先週の金曜日のドバイ関連の信用不安による爆下げから一転、反発爆上げになりましたね。爆上げというよりは元のレベルに戻ったといったほうが正しいのでしょうか。今日はたまたま爆上げになったけど、それがなかなか続かないのが現在の(東京)市場であって、景気回復の一応のラインである株価1万円には全く届く気配はありませんからね・・・。

TBSは内藤と亀田に感謝しなきゃ・・・

<ボクシング>亀田内藤戦 視聴率43.1% 最高51.2% 今年一番の記録(Yahoo―毎日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091130-00000006-maiall-ent

この試合の結果は各メディアで報じられているのでここでは書きませんが、平均視聴率が今年一番の記録になったということで、TBSは内藤大助・亀田興毅両選手に感謝しなければいけませんね・・・。試合そのものもフルラウンドにもつれ込んだわけですから、この試合の前日から散々煽ってきたTBSとしても非常にありがたかったことでしょう。

亀田大毅を一蹴したことで世間の注目を浴びることになった内藤選手の「ボクシング・ドリーム」もついに終わることになりました。新チャンピオンについては「チャンピオンの自覚を持って、行動・発言をしろ」とだけ言っておきます

エスパルスサポーター、JALに恩返しの声援

エスパルスサポーター、「鶴」へ恩返し 特大JAL踊る(asahi.com)

日本航空がスポンサーをつとめるJリーグ・清水エスパルスのサポーターらが29日、経営危機に直面する同社を応援しようと、試合前のスタンドからエールを送った。胸にJALの文字が入った古いデザインのユニホームを着たサポーターらは、「いつまでも一緒に」との思いを込め、JALから贈られたビッグフラッグ(特大応援旗)をスタンドいっぱいに広げた。

 試合開始30分前。スタンドに広げられたフラッグの下から「JAL負けるな」との声が次々に上がった。

JALは、現在も清水エスパルスのスポンサーですが、ご承知の通り経営状況が非常に悪く、オーナーである国の支援がないと再建できない状況です。今後の動向によっては清水のスポンサーも降りてしまうことが十分に考えられるわけです。

朝日の記事にもあるように、清水は一度運営会社が傾きかけたときにJALが助けてくれた(=より多くのカネを出してくれたと思われる)ので、経営危機の辛さ・キツさというものを知っている清水のサポーターが、「さすがにカネは出せないが、感謝のための声援を送ることはできる」ということで試合開始前にJALのために声援を送ったのだと思います。

たしか、最近では体操の大会でも体操協会がJALに対する感謝の看板を掲げていますし、やはりJALに対する期待感というものがあるわけです。JALの中の人はそういった期待に応えるためにも、しっかりと再建への道筋をしっかりと立ててもらいたいものです。

2009年11月29日

ニコニコ動画 プレミアム会員

タイトルの通り、ニコニコ動画のプレミアム会員になりました。やはり一般会員だとどうしても動画の画質などに問題が出てきてしまうので、ついに思い切りました(525円/月ではありますが、ずっと回線混雑のリスクがある以上はケチってはならないと思ったので)。これで少しはドワンゴの連結決算の向上に貢献できるのでしょうか(ニコニコ動画関連でこの間特損を出したばかりでもあるし・・・)?

2009年11月28日

W杯日本招致、国民は受け入れるのか

平野官房長官:サッカーW杯日本招致の閣議了解を検討(毎日)

 平野博文官房長官は27日の記者会見で、サッカーの2018、22年ワールドカップ(W杯)の日本招致に向け、政府としての支援姿勢を明確にする閣議了解について「個人的には前向きにとらえてもいいのではないか」と述べ、積極的に検討する考えを明らかにした。

 W杯招致を巡っては日本サッカー協会が10月末、川端達夫文部科学相に支援を要請。27日には鈴木寛副文科相が松野頼久官房副長官に対し、政府内の調整を求めた。政府は立候補に必要な招致契約書を国際サッカー連盟(FIFA)に提出する期限である12月11日までに対応を決める方針。

ということで、サッカーW杯の日本(再)招致における日本政府の態度が徐々に固まりつつあるようです。前回はご存知の通り韓国との共催であったため、日本単独の開催というのは日本サッカーファンにとってはぜひとも成し遂げたい悲願であることは間違いありません。

ただし、先日東京五輪の招致が見事に失敗しましたが、招致には多額の金銭がかかります(もちろん、国全体の盛り上がりが必要なのは言うまでもない)。東京五輪のときは基本的に「都税」が問題になりましたが、今度は前回と同じように費用をかける原泉は「国税」です(おそらく)。その点をただでさえ税収が少なくなるといわれているのに、国民はそれを積極的に受け入れてくれるのかということが非常に気になります。サッカーの更なる振興に役立つのなら当然受け入れるのでしょうが・・・。

BMW、ペーター・ザウバーに経営権を返上

BMW、元代表に売却 来季F1参戦条件に(共同通信)

 ドイツの自動車大手BMWは27日、F1シリーズに参戦していた「BMWザウバー」をチーム元代表のペーター・ザウバー氏に売却することで合意したと発表した。来季のF1に参戦できることが契約の条件という。
 BMWは今年7月に今季限りでのF1撤退を表明し、当初はスイスを拠点とする投資会社への売却を発表していた。

トヨタのF1撤退があまりにも衝撃が大きすぎて霞んでしまった感もありますが、BMWも今シーズンをもってF1から姿を消します。BMWは旧ザウバーから経営権を買い取って事実上のBMWワークスチームとして活動してきたわけですが、その経営権をペーター・ザウバーに返上することで話がまとまったようです。

もっとも話がまとまったのはいいのですが、来シーズン使用するエンジンやスポンサーなどが決まっていないはずなので、来期参戦できるかは不透明ですが・・・(もっとも、今期ほぼ同じ状況で何とかスタートしたホンダの抜け殻であるブラウンがダブルチャンピオンを獲得した上、来シーズンは事実上のメルセデスワークスになるので何が起こるかわかりませんが・・・。そういえば、ザウバーは最初はメルセデスのサポートでF1に参戦したんですよね・・・)。
タグ:F1 BMW

JVCケンウッド、結局音楽部門は売らず(売れず?)

JVCケンウッド、音楽部門売却でコナミとの交渉打ち切り(NIKKEI NET)

 JVC・ケンウッド・ホールディングスは27日、ゲーム大手コナミへの音楽ソフト子会社の売却交渉を打ち切ったことを明らかにした。音楽CDの販売不振で同子会社は赤字が続いている。コナミとの交渉が不調に終わったことを受け、JVCケンウッドは外部からのトップ招へいなどで経営をてこ入れする。自社の傘下に置いたまま再建を目指す。

 JVCケンウッドの河原晴郎会長兼社長が同日、日本経済新聞記者に会い、方針を明らかにした。

そうか、JVCケンウッド(以下、JVC)の音楽事業部門のトップを外部(旧東芝EMI)から呼んだのはこのフラグだったんですね・・・。これでJVCは音楽部門をコナミに売るということは完全になくなったわけですが、いつかは売ってやろうという考えはおそらくあるのでしょう。おそらく金銭面で売却条件が一致しなかったのでしょう・・・。

2009年11月27日

HIS 下方修正

業績予想の修正に関するお知らせ

「海外旅行を取りまく環境が悪いせいだ」と解釈によってはそういう言い訳に聞こえてしまうHISの業績下方修正ですが、それでも営業利益などは昨年度より上回っているわけですからね・・・。HISといえば九州の産業界がこぞって「ハウステンボスを支援してくれ」とお願いされていますが、HISはそのお願いに対して首をタテに振るのでしょうか。
| 決算

日経平均、久々の爆下げ

今日の日経平均は久々に爆下げという株式市場関係者にとっては涙目の1日となってしまいました。朝には一時的に1ドル=84円台という円高が進行するわ、何かドバイで経済危機関連の報道が流れるわでいい材料が全くないまま1日が終わってしまったようです。このままだと来週には9000円台を割ってしまうかな・・・。年内の1万円台回復は何か無理そうな予感がしないでもありません・・・。

エプソン、ディスプレイ事業をソニーに譲渡

中・小型 TFT 液晶ディスプレイ事業に関するエプソンイメージング営業機能のソニーグループへの移管について

エプソンが、ディスプレイ事業(中型・小型)をソニーに譲渡します。エプソンにとってはいわゆる情報機器に資源をより投入できること、ソニーにとっては液晶ディスプレイを使った新技術(中型・小型ということはパソコン関連か?もしくは大型以外のテレビにも使うのか?)・新製品を投入することができるので、両者にとってはいい話なのではないでしょうか。それにしても、どちらがこの話を持ちかけてきたんでしょうか?リリースの内容ではどうやらエプソンっぽいですが・・・。

レオパレス 女子ソフトボール部廃部

【ソフトボール】レオパレス21が廃部へ(産経)

 ソフトボールの日本リーグ女子1部に所属するレオパレス21が、今季限りで廃部とする方針を固めたことが27日、明らかになった。日本協会関係者によると、26日の同社役員会で決定したという。今後はチーム存続のため、受け入れ先を探すことになる。

 レオパレス21は昨年の北京五輪代表に2選手を送り、今月の日本リーグ決勝トーナメントでも3位に入るなど、近年は強豪チームの一角に成長していた。廃部決定の背景には、厳しい経済情勢への対応などがあったという。

レオパレス2Q決算が示すように業績が昨年度に比べて悪くなっています。おそらくその影響で経費削減策の一環として対象になったのがソフトボール部だということなのでしょう。長期的に見れば存続させてもいいのかも(というよりは、積極的に存続させるべき)しれないのですが、おそらくそうも言っていられない環境なのでしょう

今年のヒット商品は「HVカー」とノンアルコールビール

HV・キリンフリー、ヒット商品横綱 「節約志向」ニーズつかむ(フジサンケイ ビジネスアイ)

三井住友銀行グループのSMBCコンサルティングは26日、「2009年ヒット商品番付」を発表し、東の横綱には消費者の環境志向を捉えた「ハイブリッド・カー(HV)」、西の横綱にはアルコールゼロのビールテイスト飲料「キリンフリー」が選ばれた。「節約消費」の傾向が一段と強まる中、「お買い得」「環境」「安全・安心」などの消費者ニーズを捉えた商品がヒットしたと分析している。

ヒット商品番付に“横綱”復活 HV車と『キリン フリー』が頂点に(Yahoo―オリコン)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091126-00000031-oric-ent

ハイブリッドカーは自動車産業の環境を考えるとある意味必然的にヒットしたものといえるでしょう。代表的なHVカーはトヨタのプリウスとホンダのインサイトですが、特にホンダのインサイトが今年から大々的に売り出したことによってHVカー特需が広まり、HVカーの先駆者であるプリウスもその流れに乗っかったものといえるでしょう。

キリンのノンアルコールビール「フリー」ですが、こちらも飲酒における環境が厳しくなっているなかで「アルコール分が入っていない」ということで大いに受けたのだと思います。

ヤフー、ビジネス版のトップーページを開設

ヤフー、トップページに「オフィス版」 ビジネス需要取り込み(NIKKEI NET)

 ヤフーは26日、自社サイトで提供しているサービスを仕事でよく使う機能に絞った「オフィス版」のトップページを開設したと発表した。ショッピングやオークション、映像配信などをメニューから省き、辞書や百科事典、外為情報などを追加。路線や地図の検索もトップページに置いた。今までヤフーを利用していなかったビジネスパーソンの取り込みを狙う。

 オフィス版ではヤフーのロゴを小さくして画面左上に配置、テキスト中心の落ち着いたデザインにした。文字広告もなくした。

先ほど、そのヤフーの「オフィス版」を見ました。意外にトップページはスッキリしていて見やすい印象でした。内容としては、日経の記事の通りビジネスに特化したものが中心となっているようです。いちいちクリックして情報検索という手間がビジネスということに関しては省けているような感じもします。でも、ビジネスパーソンであっても実際には通常版を利用するのではないか、という感じもしますが・・・。

なお、「オフィス版」に行くには左上にリンクがあるので、そこをクリックすれば「オフィス版」にアクセスします。

ウィルコム支援にソフトバンクが名乗り!?

事業再生ADRを申請して経営再建中のウィルコムの支援に、何とソフトバンクが名乗りを上げたとの報道が読売から出ました。今のところ読売だけの報道です。

ウィルコム支援にソフトバンクが名乗り(Yahoo―読売)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091126-00001419-yom-bus_all

ソフトバンクの狙いは、ズバリ携帯電話会社ではKDDIのみが保有している高速無線通信の免許でしょう。直接とは言わないまでも子会社として間接的に保有することでソフトバンクが現在提唱している「Wi-Fi通信」と合わせて2つの通信システムを保有する携帯電話会社として大きくアピールできますから、ソフトバンクとしてはこの報道が事実だとしたら絶対に手を差し伸べにいくでしょう。

問題はソフトバンク自体の財務になります。ソフトバンクは携帯電話事業のおかげで増収増益にはなっていますが、現在もボーダフォンを買ったときののれん代などが重くのしかかっているわけです。それに加えてどういう内容になるのか分かりませんがウィルコムにカネを出すということができるのでしょうか。この点が非常に気になります。

2009年11月26日

mixi、Yahoo!に次ぐ利用時間

mixiの利用時間がYahoo!に次ぐ利用時間になっているようです。

mixi利用時間急増、Yahoo!に次ぐ2位に mixiアプリ効果(Yahoo―ITmedia News)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091126-00000035-zdn_n-sci

もちろん日本で一番利用されているのがYahoo!であることはいうまでもないでしょうが(だからこそ、YSTという検索エンジン最適化がビジネスになるし、数多くのネット事業者などがこれに頭を悩ませている)、その次がGoogleでもなければYouTubeでもなく、mixiであるというのが非常に驚きです。もちろん今話題になっている「サンシャイン牧場」などのmixiアプリが非常に大きな効果となっているのでしょうが。

mixiですから、PCだけでなくモバイルからも当然大量にアクセスがきているはずです。その効果というものも非常に大きいものと思います。ただ単にコミュニティーの結成に役立てるだけのシステムから総合的に楽しめる存在にmixiが成長してきたとも言えるものと思います。

松屋、業界最安値(値下げ)で牛めしなどを提供

松屋「牛めし」値下げ 並盛320円、最安値に(産経)

牛丼チェーン「松屋」を運営する松屋フーズは26日、「牛めし」と「豚めし」を12月3日午後3時から値下げする、と発表した。「牛めし並」は現行の380円から320円に引き下げ、キャンペーンによる期間限定の値下げを除けば、並盛りで業界最安値になる、という。

松屋が「キャンペーン限定」ではなく「正式に」牛めしなどの値下げに踏み切るようです。これが実現すると業界では最安値になるとのこと、「値下げ効果」で大量の集客を見込むものと思われます。松屋に行けばメニューのオプションもそれなりにあるのでその副次的効果についても狙っているのでしょうが、その狙いはうまくいくのでしょうか。
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