国内株式市場への新規上場が急減している。2009年は前年比6割減の19社と、第1次石油危機後の混乱期だった1978年以来の低水準になる見通しだ。世界景気の悪化で業績が上場基準を満たす企業が減少。株式相場の低迷で十分な資金調達が見込めず、有力企業の上場見送りも相次いだ。成長を目指す企業への資金供給が滞れば、国内産業界の新陳代謝に影響を及ぼす可能性がある。
確かに、今の状況では新規上場はしたがらないでしょうね。たとえ上場したとしても最初の公募額で株を買ってくれる可能性が非常に低いでしょうから。また、上場には上場のためのコストもかかるし、上場してもまたTOBやMBOなどで上場廃止になるとそのための時間もかかるわけですから、よほど野心のある企業でない限り、新規上場はしたがらないものと思われます。
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