パナソニックは27日、2009年3月期の連結純利益が前期比89%減の300億円になる見通しだと発表した。従来予想(10%増の3100億円)から2800億円引き下げ、一転して大幅な減益となる。金融危機に端を発した世界的な景気減速で電子部品やデジタル家電の販売が落ち込む。株式評価損や合理化費用の計上も響く。
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連結通期業績予想の修正に関するお知らせ
見事なまでのパナソニックの超絶(!?)下方修正がリリースされたわけですが、最終利益は何とか確保できているわけですから「超絶」のレベルには至らないという印象もあるかもしれません(これがいわゆる「ボロ株」銘柄であれば間違いなく「超絶」のレベルと認定されますが)が、パナソニックとすれば世界的経済不況がこれまでとは思わなかったはずです。どの企業も共通なので言い訳はしやすいかもしれませんが。
今期は三洋電機の買収・子会社化という大きなプロジェクトが控えているわけですが、三洋の株価を120円と算定したらGSにソッポを向かれてしまっている現状を考えると、せっかく新たなCI化を果たした今期の状況は非常に厳しいものになりそうですね・・・。
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